- 髙木 伸二
takagi shinji
税理士
- 髙木 智子
takagi tomoko
税理士
- 後藤 麻衣子
Goto Maiko
ライター
- キャリアに紐付いた知識と経験。
女性ならではの、新しい感覚。

- とってもおしゃれな事務所ですね!
- ありがとうございます。
2014年12月に改装したばかりなんです。
- 税理士事務所って、もっとお堅い雰囲気なのかな?って勝手に思ってたんですけど、事務所というより、カフェとかサロンみたいな素敵な場所で。
なんだか、落ち着きますね。
- ありがとうございます。
- 雑誌とか、おしゃれなショップカードがディスプレーしてあるのにもびっくり!
- この雑誌、お客さんのお店が紹介されてるんですよ~!
「取材されたよ」なんて聞くと、発売が待ち遠しくて。
必ず買ってきて、こうして事務所に飾っています。

- そうそう。
ショップカードも、全部お客さんのものです。
- へぇ〜。
- ここに来た人に「ケーキはここがおいしいよ!」なんてお話ししてます。
お客さんの中にはお店を始めたばかりの人もいるので、微力ながら貢献できるといいなぁと思って。
- 小売業だと宣伝しやすいけど、製造業だと難しいんだよね。
「この会社が作ってるバネ、めちゃくちゃいいよ!」なんて一般の人に言っても…ね(笑)。
宣伝活動ができるのは、小売の人ばっかりになっちゃいますけど。
- そうだよね。
どこも素敵な会社さんばかりだから、本当はもっとお伝えできたらいいなぁ。
- でも、そうやって宣伝してもらえると、お客さんにとっても嬉しいですね!
- そうだといいですね。
お客さんの情報は把握しているので、うまいことお客さん同士がマッチングするといいなと思ってます。
- ところで、改めてお聞きしますが。
タカギ税理士事務所の設立はいつですか?
- 平成17年7月です。
僕が44歳の時でした。
- 税理士さんって、やっぱりみなさん独立されることが多いんですか?
- ほかに比べると、独立志向の人が多い業種かもしれませんね。
最近は大きな会社もあるから、定年まで勤め上げる人もいますけど。
そもそも税理士の平均年齢自体が割と高めなんです。
- いくつくらいです?
- 60歳ぐらいだったかな、確か。
定年後に開業する人もいますしね。
- そうなんですか~。
知らなかったです。
伸二さんは、なぜ税理士になろうと思ったんですか?
- 大学卒業後、メーカーに就職したんですが、結局、すぐに辞めちゃって。
その後、軽い気持ちで会計事務所に入ったんです。
そっちは…、なぜだか続いたんですよねぇ。

- 伸二さんにぴったりのお仕事だったってことですね。
- そうかもしれないですね。
「数字が合うまで帰れないのが嫌」なんて人もいますけど、僕は逆に「数字を合わせる」っていう明確なゴールがある方が良かったんですよね。
- なるほど~。
では、智子さんは?
- 私は主人より後に、税理士試験を受けました。
47歳の時に受かったので、そこからです。
- それまでは?
どこか、会計事務所に勤めてみえた、とかですか?
- いえいえ。
結婚前は、音楽教室でピアノやエレクトーンを教えていたんです。
- え!
ピアノの先生!?
- そうなんです。
ピアノ講師をしてたのは若い頃で、子どもができてからは専業主婦してました。
子育ても落ち着いてきた頃に、主人が独立するなんて言うもんだから。
税理のゼの字も知らない状態だったんですけど、それなら真似してやってみよっかな!って。
- 「真似してみよっかな」って、言葉にするとずいぶん軽やかですが、簡単に合格できるような試験じゃないですよね…。
さすがです。
- いえいえ。
でも事務所に勤めたことがない状態での試験勉強でしたので、はじめはチンプンカンプンでしたよ(笑)。
- いやいや、起業される旦那様のためにたくさん勉強して、見事資格を取ったってことですよね。
(愛だなぁ~)。
- 「資格を取れば、少しはお手伝いできるかも」と思ったのがきっかけでしたね。
私自身は子育てで仕事自体を長らくお休みしてたんですが、子育てがひと段落したら、やっぱり仕事していたいなって思って。
あ、あと、「あなたの好きなようにはさせない!」っていう気持ちも正直あったと思います(笑)。

- え?
そっちの方が本音じゃないの?(笑)
- うーん。どっちだろうね(笑)。
でも、全く経験がない状態からのスタートだったので、資格を取っても不安だった時期もありましたよ。
- 不安?
- 夫は経験も長いし、到底敵わないなぁ、って。
経験のない私が、果たして一人前の税理士になれるんだろうかと、初めはやっぱり不安でした。
そんな時に主人から、「でも、仕事をしてなかった間は、死んでたわけじゃないやろ?」なんて言われたんですよね。
- え?
- 主婦だった時代も、彼女は生きてますからね。
子どもを育てながら感じたことや、日々家庭を見つめる中で身についた考え方は、彼女にしかわからないし、それがある意味強みになるって確信してたんです。
- なるほど。
- 僕は逆にずっと業界にいるから、そういう感覚に鈍かったりしますしね(笑)。
家庭を見てきた彼女ならではの感覚って、とても大切だなって思ってます。
- そう言ってもらえて、私もなるほど、って思ったんです。
私は、私にしかできないやり方や考え方で仕事に向き合っていこうって思いました。
その02へ続きます!

- キャリアに紐付いた知識と経験。
女性ならではの、新しい感覚。
- 「まずは何でも話してほしい」。
悩み解決の糸口を見つけるプロ!
- お互いに尊敬し合う姿勢と、
二人の華麗な連携プレイ。
- 本当に大切なのは、利益の先。
みんなで幸せになれる会社づくりを。
- 未来の幸せを一緒に考える、
良きパートナーを目指して。



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